肉球は犬にとって大切な個所であり、トラブルが起こりやすい箇所でもあります。

ここでは、犬の肉球に起こりがちなトラブルをご紹介します。

◇火傷・凍傷

夏のアスファルトや砂浜など高温な場所では火傷の原因になります。

また、凍結した路面は驚くほど冷たく、肉球が長時間接触すると凍傷のリスクもあり、肉球には一定の厚みがありますが、やけどや凍傷になると治りが遅く、後遺症が残ることもあるため注意しましょう。

◇指間炎

肉球ではなく指の間にできるトラブルで、もし犬が指の間や肉球をよく舐めている場合は、指間炎の可能性が考えられます。

炎症が見られる場合は動物病院で診察を受け、炎症を抑える薬や抗生剤などの治療が必要です。

◇犬ジステンバー

犬ジステンバーウイルスに感染すると引き起こされる病気です。

犬ジステンバーを発症すると肉球や鼻の皮膚が硬くなる「ハードパット」、発熱、くしゃみ、咳、嘔吐、下痢などの症状が見られます。

治療法は根本的なものがないため、感染を防ぐためには定期的なワクチン接種が重要です。

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